スクリーンプリント
シルクプリントとはオリジナルプリントウェアの代表的なプリント方法で、正式名称はスクリーンプリント(俗名=シルクプリント)です。
各種ショップで販売されているプリントウェアのほとんどがシルクプリントで作られています。
デザインを色ごとに製版するので、例えば3色刷りの製版数は3版になります。
このように、デザインの色数分だけ「版」を作り、1色ずつプリントし完成させるプリント方法です。
シルクプリントは、インクを使い分けることにより様々な素材にプリントできる万能プリントで、インクジェットや昇華転写プリントには出来ないラメグリッターや発泡・ひび割れ・抜染等々あらゆるプリントができるので、「職人プリント」とも呼ばれています。
スクリーンプリントとは
スクリーンプリントの特徴
- 色ごとに版型を作製します。(たとえ1色でもグレースケール写真やぼかしなどの表現はできません。)
- 特色プリントができるので、色校正が可能です。
- プリントの技法やインクの種類が多種多様で、あらゆる素材にプリントできます。また洗濯堅牢度や摩擦堅牢度にも優れています。
- デザインの色数が少なかったり数量が多いと、他のプリントと比べて最も安価で推奨できるプリント方法です。
スクリーンプリントの短所
- 商品や素材によってはインクや版の流用が出来ません。
- 縫目やプリント面に段差があるところにはインク溜りやかすれが出来る為、プリントがきれいに乗りません。
- ポリエステル素材にプリントするとブリード(昇華移染)することがあります。
- ブルゾンなどの撥水加工が施されているポリエステルやナイロン素材へのプリントは、専用インクを使用していても剥がれやすいのでご注意ください。
- 1色ごとに製版する為、オンデマンドや少枚数のプリントは割高なのでお奨めできません。
- 品質を高める為、特色インクをその都度作るので、追加製作の色合いは初回製作時と若干異なる場合があります。
- ▼ウェアを永く着ていただく為に塩素系洗剤、ドライクリーニング、タンブラー乾燥は避けてください。
- ▼プリント部分へのアイロンは避けてください。
- ▼可塑剤入りの塩ビ座席シートなどへプリント部分がくっついたり、剥れたりする場合がありますのでご注意ください。
- ▼濡れた状態で脱水機に入れたままにしたり、保管時にプリント面を合わせてたたむとプリント部分がはがれたりくっついたりすることがあります。
スクリーンプリントの加工種類
スクリーンプリントの事例
スクリーンプリント(ラバータイプ+ひび割れ印刷)/スウェット
スクリーンプリント(ラバータイプ+ひび割れ印刷)生地:スウェット
スクリーンプリント(染み込み)/Tシャツ前面へプリント
Tシャツ 前面へ スクリーンプリント(染み込み)
スクリーンプリント(ラバータイプ+蛍光)/Tシャツ
Tシャツ 前面4色(蛍光有り)
スクリーンプリント(ラバータイプ+発泡)/パーカー(前面4色)
パーカー 前面4色(発泡有り)
スクリーンプリント(ラバータイプ+蛍光)/ハイクオリティーTシャツ
United Athle 5001 5.6オンス ハイクオリティーTシャツ 前面3色
スクリーンプリント/ラバータイプ(ダークブラウン)+ラバータイプ(白)+蛍光ピンク
スクリーンプリント(ラバータイプ)/コットンバッグ(片面1色)
A4コットンバッグ 片面1色
スクリーンプリント/ラバータイプ(ダークグリーン)
スクリーンプリント(ラバータイプ+金メタル)/オープンエンドマックスウェイトTシャツ
OE1116オープンエンドマックスウェイトTシャツ 前面2色
スクリーンプリント/ラバータイプ(ダークブラウン)+金メタル
スクリーンプリント(ラバータイプ+ひび割れ)/プレミアムTシャツ
United Athle 5942 6.2オンス プレミアムTシャツ 前面2色
スクリーンプリント/ラバータイプ+ひび割れ印刷。
スクリーンプリント(ラバータイプ)/ポロシャツ(背面印刷)
ポロシャツ背面へ スクリーンプリント/ラバータイププリント。
背面3色:白色+黄色+ホットピンク
スクリーンプリント(ラバータイプ+発泡)/Tシャツ(前面右スソ印刷)
Tシャツ右スソへ スクリーンプリント/発泡プリント。
前面右スソ4色:黒(ラバータイプ)+赤(ラバータイプ)+黄色(ラバータイプ)+白(発泡)。
スクリーンプリント(ラバータイプ+ラメ/グリッター)/Tシャツ
Tシャツの前面へスクリーンプリント/ラメ(グリッター)プリント。前面2色:白+赤ラメプリント。
スクリーンプリント(ラバータイプ+蓄光)/Tシャツ(前面印刷)
Tシャツへ スクリーンプリント(ラバータイプ+蓄光プリント)
前面3色:白色とエメラルドグリーンはラバータイプ、HAPPYの文字は蓄光プリント