抜染・着抜
抜染は抜染剤を使って生地の色を脱色します。
着抜は抜染剤をプリントした上に染み込みインクをプリントをするプリント技法です。
濃色生地へのスクリーンプリントは通常ラバータイプのインクでプリントしますが、
着抜をすることにより濃色生地でも染み込みインクで発色のいいプリントが出来ます。
抜染・着抜とは

抜染・着抜の特徴
- 綿100%の製品のみ使用可能です。
- 濃色生地にも染み込みインクでプリントが出来るため、やわらかい風合いに仕上げることが出来ます。
- 抜染の度合いは生地の染め方やロット等に影響されますので、色の抜け方には多少のブレが生じます。
抜染・着抜の短所
- 抜染した部分は真っ白にはなりません。生成りのような色になります。
- プリント後に洗いが必要になります。洗い加工は別途お見積りとなります。(@200~)
- 商品のロットによっては色が抜けない場合もありますので、事前のサンプル製作をお勧めします。
抜染・着抜の事例
スクリーンプリント/抜染・着抜
UnitedAthle 5001 5.6オンス ハイクオリティーTシャツ 前面印刷(抜染・着抜)
スクリーンプリント/抜染
GILDAN 76000アダルトTシャツ(チャコール生地)へ抜染プリント。
スクリーンプリント/抜染
タイダイTシャツ(Mineral Wash Tee)へ抜染プリント。
*アメリカの工場で、タイダイ職人によってひとつひとつ手染めされたTシャツです。
スクリーンプリント/抜染
タイダイTシャツ(Mineral Wash Tee)へ抜染プリント。
*アメリカの工場で、タイダイ職人によってひとつひとつ手染めされたTシャツです。
スクリーンプリント/抜染
タイダイTシャツ(Spider Tee)へ抜染プリント。
*アメリカの工場で、タイダイ職人によってひとつひとつ手染めされたTシャツです。
スクリーンプリント/抜染
タイダイTシャツ(Spider Tee)へ抜染プリント。
*アメリカの工場で、タイダイ職人によってひとつひとつ手染めされたTシャツです。
Tシャツの抜染着抜プリント
背面3色プリント:赤、緑、抜染インク
抜染着抜プリント
特殊なインクを使用してデザイン部分のTシャツ生地の色を抜き(抜染)、さらに着色をすることを抜染着抜プリントといいます。
濃い色の商品にプリントする際は基本的にはラバーインクを使用するためどうしてもごわつきが出てしまいますが、抜染したところにプリントをする際はレギュラー(染み込み)インクが使用できますので、やわらかい仕上がりになります。
生地の色を抜くといっても真っ白になるわけではなく、生成りくらいの色味になるためヴィンテージもののようなレトロな風合いになります。