白生地用カラーレーザー転写
基本的には白生地にのみ使用します。
パステルカラーの記事にも使用することは可能ですが、シートが透明なので生地の色が透けてデザインに影響します。
アパレル商品等ではあえてカラー生地にプリントする場合もあります。
白生地用カラーレーザー転写とは
白生地用カラーレーザー転写の特徴
- シートが透明で薄いためプリント面の違和感があまりありません。
- プリントが大きくても比較的安価です。
白生地用カラーレーザー転写の短所
- 洗濯を繰り返すと生地の毛羽立ちによってプリントが薄くなります。
(頻繁に着用・洗濯をするようなものには白ボディであっても濃色用カラー転写をお勧めします。)
(業務用のプレス機でプレスをすれば色味が戻りますが、家庭用のアイロンなどでは効果はありません。) - ブルゾンやウィンドブレーカー等には使用できません。
- 高温でプレスするため、ポリエステルポリエステル100%の生地にプリントするとプレス跡が残ります。
- 鹿の子やハニカムメッシュの生地は表面に凹凸があってシートの乗りがあまりよくないためお勧めできません。
白生地用カラーレーザー転写の事例
白生地用カラーレーザー転写/前面プリント
United Athle 5214 10.0オンススウェットプルオーバーパーカ(パイル)へ
デザインサイズ:タテ25cm×ヨコ35cm、白生地用カラーレーザー転写でプリント
Tシャツへの淡色用カラーレーザー転写
前面:淡色用カラーレーザー転写10cm×10cm内
淡色用のカラーレーザー転写プリントは透明な転写シートを使用していますので、フチが目立ちません。
このような余白の多いデザインでもフチを気にせずプリントできます。
エコバッグへの淡色用カラーレーザー転写
シーチング(薄手生地)のエコバッグは、スクリーンプリントでは1色しかプリントをすることが出来ません。
2色以上のプリントをご希望の場合はカラーレーザー転写プリントになります。
淡色用カラーレーザー転写は透明な転写シートですので、無漂白の生地にプリントをするとネップ(繊維のかたまり)が透けて見えます。