染み込み

その名の通り生地に染みこむタイプのインクで、顔料プリントとも呼ばれます。インクが生地に染み込むことにより、プリントの面積が広くても生地の風合いを損なうこと無くプリントできます。

白い生地へのプリントであればインクの色がそのまま出ますが、カラー生地にプリントすると生地色の影響を受けて違う色に見えてしまいます。

また染み込むという特性上滲みやすいため、細かいデザインや色にこだわりがある場合にはラバーインクでのプリントをおすすめ致します。

染み込みインクとは

染み込みインク

染み込みインクの特徴

  • 生地の風合いを損ないません。
  • 色を重ねることで違う色を表現できます。
  • 抜染プリントと組み合わせることで着抜プリントが可能です。
  • トライブレンド生地にプリントすることでヴィンテージ風の表現が可能です。

染み込みインクの短所

  • 生地色の影響を受けます。
  • カラー生地へのプリントの場合、指定色でプリントをしても生地色の影響を受けるため色味が変わってしまいます。
  • ポリエステルにはプリント出来ません。

染み込みインクの事例

Tシャツへの染み込み多色プリント

前面:染み込みインク3色プリント

色と色が重なっているデザインを染み込みインクでプリントすると、重なっている部分は色と色とが掛け合わさって別の色に見えます。

重なった部分の色がどのようになるかは実際にプリントしてみないと分かりませんので、詳細な色の指定は出来ません。

Tシャツの抜染着抜プリント

背面3色プリント:赤、緑、抜染インク

抜染着抜プリント

特殊なインクを使用してデザイン部分のTシャツ生地の色を抜き(抜染)、さらに着色をすることを抜染着抜プリントといいます。

濃い色の商品にプリントする際は基本的にはラバーインクを使用するためどうしてもごわつきが出てしまいますが、抜染したところにプリントをする際はレギュラー(染み込み)インクが使用できますので、やわらかい仕上がりになります。

生地の色を抜くといっても真っ白になるわけではなく、生成りくらいの色味になるためヴィンテージもののようなレトロな風合いになります。

Tシャツへ染み込みインクによるネック&ボディプリント

Tシャツの首元に染み込み(レギュラー)インクでネック&ボディプリントを施しました。

縫い目やリブのデコボコした部分にはどうしてもインク溜まりが出来てしまいますが、染み込みインクを使用することにより比較的目立たない仕上がりになっています。

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